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WIPO PROOF トークン生成・発行サービスの終了
WIPO PROOF のタイムスタンプ トークン「WIPO PROOF トークン」の生成・発行サービスは、2022 年 2 月 1 日以降はご利用いただくことができません。ただし、WIPO PROOF が提供するその他のサービス (WIPO PROOF トークンの保管サービス、WIPO PROOF トークンの検証サービス、プレミアム証明書の発行サービスを含む) は継続して提供されます。これらのサービスは無料でご利用になれます。
本サービスの仕様に従い、WIPO PROOF トークンは生成・発行時から 5 年間、WIPO で保管されます。この保管期間を延長することはできませんので、お早めに、トークンをダウンロードして、原本ファイルと併せて安全に保管しておくことが推奨されます。
WIPO PROOF トークンの生成・発行サービスは 2022 年 1 月 31 日を最終日として終了しましたので、トークン バンドルは今後お使いいただくことはできません。
プリペイド式でご購入いただいたトークン バンドルについては、未使用分のトークン クレジットに対してのみ、2022 年 2 月 1 日以降に返金が行われます。
返金方法は、バンドル購入時のお支払方法により異なります。
プリペイド式のトークン バンドルを購入されて未使用分のトークン クレジットをお持ちであるにもかかわらず、WIPO から返金または返金に関する連絡をまだ受け取っていない方は、お問い合わせ ください。
いいえ、プリペイド式のトークン バンドルの中の未使用分のトークン クレジットのみが返金の対象となります。
いいえ、本サービスの提供終了後も、電子ファイルが特定の時点で確かに存在していたことを証明するために WIPO PROOF トークンの検証を行うことが可能です。WIPO PROOF のトークン検証サービスは継続して提供されています。また第三者による独立した検証やオープンソースのツールを用いた検証も可能ですので、長期的にはこれらの方法もご検討ください。
はい、WIPO PROOF トークンの保管サービス、WIPO PROOF トークンの検証サービス及びプレミアム証明書の発行サービスは継続して提供され、無料でご利用になれます。また WIPO PROOF トークンの検証については、第三者による独立した検証やオープンソースのツールを用いた検証も可能ですので、これらの方法により長期的に検証可能です。
また保全のため、WIPO PROOF トークンをダウンロードして原本ファイルと併せて安全に保管しておくことが推奨されます。お持ちの WIPO PROOF トークンに関連するプレミアム証明書の取得・保存も可能です。
WIPO PROOF の利用について
WIPO PROOF トークンは、特定の電子ファイルが特定の時点で確かに存在していたことを証明するためのタイムスタンプ トークンです。技術的には、WIPO PROOF トークンは PKI (Public Key Infrastructure: 公開鍵基盤) 技術を用いて暗号化された、次の要素を含むファイルです。
WIPO PROOF トークンは変更を加えることが不可能な耐改ざん性に優れたファイルで、ファイルの種類 (拡張子) は「.tsr」です。この耐改ざん性によって、トークンに打刻された時刻情報の信頼性が担保されます。この点で WIPO PROOF は一種の電子公証のようなサービスであるということもできます。
WIPO PROOF トークンには、原本ファイルのハッシュ値 (フィンガープリント) の情報が含まれています。原本ファイルにほんのわずかでも (たとえ一文字でも) 変更が加えられると、ファイルのハッシュ値が変わってしまいトークンに含まれる情報と一致しなくなります。法的紛争の場などで WIPO PROOF トークンを使って立証を行う場合には、WIPO PROOF トークンに含まれる情報やタイムスタンプが、原本ファイルの情報と一致する必要があります。
WIPO PROOF トークンの検証では、検証対象トークンがタイムスタンプ打刻時に検証対象ファイルから生成されたものであることの検証が行われます。
WIPO PROOF トークンが付与された原本ファイルの所有者や第三者は、WIPO PROOF のウェブサイトにアクセスして トークンの検証サービス を選択し、WIPO PROOF トークンの検証を実行することができます。トークンの検証には次の 2 つのファイルが必要です。
原本ファイルにほんのわずかでも変更が加えられていた場合には、検証は成功しません。この場合、ファイルがタイムスタンプ打刻時に存在していたことは証明されません。
はい、第三者は以下の情報を使って WIPO PROOF トークンを検証することができますが、多少の専門知識・技術が要される可能性があります。また検証を行うには次の要素が必要です。
原本ファイルに何らかの変更が加えられると、WIPO PROOF トークンの有効性は失われます。例えばファイルの書式に微々たる変更が加えられただけでも同様です。これは、WIPO PROOF トークンが、特定の電子ファイルに固有の識別情報 (フィンガープリント) に基づき生成されるためです。ファイルに何らかの変更が加えられた場合、たとえそれが句読点の追加など微々たる変更であっても、WIPO PROOF トークンが生成された時点の原本ファイルの状態とは異なるものになります。このため、変更後の電子ファイルの情報は、トークンの情報に一致しないことになります。
保護・期間について
いいえ、WIPO PROOF で原本ファイルの読み込みが行われたり、原本ファイルが WIPO で保管されたりすることはありません。WIPO PROOF では、ユーザが原本ファイルを保有した状態のままで、強力な暗号技術でそのファイルの情報をハッシュ化し、そのファイル固有のハッシュ値を生成します。WIPO PROOF トークンは、このハッシュ値に基づき発行されます。ハッシュ値から逆算して原本ファイルの内容を復元したり読み込んだりすることは不可能なため、ファイルの秘密性が維持されます。
WIPO PROOF トークンと併せて原本ファイルを安全に保管することをお勧めします。
WIPO PROOF トークンは、デジタル・タイムスタンプの電子証拠としての証拠能力に正当性または法的有効性があると認められている国々でお使いになれます。WIPO PROOF トークンは、特定の電子ファイルが、特定の日時に確かに存在していたことと、WIPO PROOF トークンの要求者によって物理的に保有されていたことを証明するものです。eIDAS 規則などの国内または広域あるいは国際的な基準を採用する国々では、このようなトークンの正当性が認められる可能性が高いと考えられます。WIPO PROOF トークンは、信頼性、正確性、完全性及び機密性において最も高い基準に則した技術とシステムにより生成されます。WIPO では、FIPS-140 レベル 3 認証のハードウェアや高度な e シール (electronic seal)、独立監査人の立会いの下で実施されるキーセレモニー、さらに説明や監査が可能な完全自動化された証拠保全プロセスを採用しています。
WIPO PROOF トークン自体に有効期限はありません。トークンと併せて変更が一切加わっていない原本ファイルを提示することが可能な限り、いつでもそのトークンの検証を行うことができます。
WIPO PROOF は高度な業界標準技術 (IETF RFC 3161) を採用していますので、悪用リスクは低減されます。WIPO PROOF トークンが生成された後は、WIPO でさえも、そのトークンに改変・改ざんを加えることはできません。
いいえ、WIPO PROOF は知的財産権登録制度に代わるものではありません。WIPO PROOF は、お持ちの知的資産 (例: 営業秘密) を安全に保護管理するためのツールとしてお使いいただけますが、知的財産権登録や保護を行うためのものではありません。WIPO PROOF は、お持ちの電子ファイルが特定の時点で確かに存在していたことを証明するための耐改ざん性に優れた証拠を提供するサービスです。お持ちの電子ファイルに関して将来紛争が生じたときに備えて証拠を残すためのツールとしてお使いいただけますが、このサービス自体が知的財産保護を提供するものではありません。
いいえ、WIPO PROOF トークンの要求がなされてから初めてお持ちの電子ファイルのハッシュ値が生成され、タイムスタンプが付与されます。要求時より前の時刻が記録されたタイムスタンプを付与することはできません。
技術・基準について
WIPO PROOF の技術基盤は、信頼できるタイムスタンプ局 (TSA: Time Stamping Authority) を規定する共通基準に適合するように設計されています。
WIPO PROOF はまた情報セキュリティに関する標準規格 ISO/IEC 27001 に準拠し、認証を取得しています。
タイムスタンプは、タイムスタンプ局 (TSA: Time Stamping Authority) (時刻認証業務認定事業者) として信頼できる第三者 (TTP: Trusted Third Party) が発行したものである場合に、信頼性が高いと考えられます。TSA により発行された信頼性の高いタイムスタンプは、特定の電子ファイルが特定の時点で確かに存在していたことを証明し、その後改変が加えられていないことを示すための証拠になります。タイムスタンプの時刻情報は、UTC (協定世界時) など証明可能で信頼性が高い時刻を提供する時刻ソースから取得されます。
WIPO PROOF は信頼できる TSA であり、「適格 (qualified)」TSA と同じく eIDAS 規則に基づく基準を満たしています。欧州連合 (EU) の監督機関は、独立評価機関による監査報告を審査した上で TSA に対して「適格 (qualified)」というステータスを付与することができます。このステータスを取得するためには監査報告で eIDAS 規則及び ETSI 規格との適合性が認められなければなりません。EU は監査報告を受けてこのステータスの付与の是非を決定します。WIPO PROOF はこの監査プロセスによる監査を受けており、2020 年 10 月及び 2021 年 9 月に eIDAS 認定の独立適合性評価機関 (CAB) の監査に合格し、不適合なしと認められています。
前述のとおり WIPO PROOF は eIDAS 適合性の監査に合格していますが、WIPO は EU 域外の機関であるとされるため「適格 (qualified)」のステータスを取得することはできません。eIDAS 規則の第 14 条の下では、第三国のトラストサービス プロバイダが提供するトラストサービスについて、(例えば WIPO のように) 当該プロバイダの eIDAS 適合性が確認された場合には、EU の適格トラストサービスと法的に同等であると認定することも可能であるとされています。しかしながら、WIPO は国際機関・国連専門機関としての地位に基づき多国間的な枠組みで構成される機関として、二者間の取決めの当事者にはならないため、この規定による認定の対象になりません。
WIPO PROOF はハードウェアベースの冗長構成のタイム サーバを用いて、衛星信号に基づく世界的に認められる GPS システムから時刻を取得します。それぞれの衛星には複数の原子時計が搭載されているため、極めて精度が高い時刻情報を取得することができます。
問題が発生した場合
お問い合わせ窓口 から問題を報告してください。後ほどサポート チームの担当者よりご連絡を差し上げます。
お問い合わ窓口 までご連絡ください。後ほどサポート チームの担当者よりご連絡を差し上げます。
WIPO PROOF トークンの検証は、検証対象の原本ファイルと、そのファイルに発行されたトークンをお持ちの方であれば、どなたでも無料で行うことができます。トークンがお手元にない場合は、お問い合わせ窓口 までご連絡ください。
ログイン画面の [ユーザ名をお忘れの場合] または [パスワードをお忘れの場合] のリンクから、アカウントへのアクセスを回復することができます。ログインに成功すると、保管期間が過ぎていないトークンをダウンロードすることができます。
お問い合わせ窓口 をご利用ください。